身近な社会できらめく★女性(5)~身近な社会で輝く女性への支援事業~

大阪市では、今後社会のために何かをしたいと希望する世代や、育児中の母親の活動のきっかけづくり等を支援するとともに、現在地域のリーダーとして活躍する女性や、ボランティア団体、NPO団体との出会い・交流の機会を提供し、それぞれが持つ可能性を広げていくことをめざし、身近な社会で輝く女性への支援事業を実施しています。
身近な社会である「地域」で活躍されている方を訪ね、活動の内容、ご自身の経験談やこれから「何かを始めたい」と考えておられる方へのメッセージなどを伺いました。
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特定非営利活動法人 ニッポン・アクティブライフ・クラブ

事務局長 西村 順子(にしむら じゅんこ)さん

取材日:平成27年3月12日(木曜日)

 

ホームページ

http://nalc.jp

元気なシニアたちの生きがいづくりで生活を豊かに!

【プロフィール】

ボランティア活動に興味を持ち、参加する中でニッポン・アクティブライフ・クラブの設立にも参画。現在は全国129拠点・20,000人以上の会員を束ねる本部の事務局長として、団体の運営をはじめ、数多くの活動に関わる。

  • ポイント制のボランティアシステムで“誰か”も“自分”も幸せに!

“自立・奉仕・助け合い”をモットーに、夫婦で参加できるボランティア団体として、設立から20年以上の歴史を持つ特定非営利活動法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ(通称:NALC)。人生80年時代ともいわれる現代において、シニア層が“社会と人に尽くす喜び”を生きがいにできるよう、様々なボランティア活動を行っています。

「私たちがテーマとしているのは、子育てを終えた人や仕事をリタイアした人が、ボランティアを通して、その後の長い人生に生きがいを持っていただくこと。全国129の拠点・20,000人以上の会員が在籍し、互いに助け合い活動に取り組んでいます」と、事務局長の西村 順子さん。

「私たちの活動の特長は、ボランティアした時間を1時間1点として貯められることです。自分や親・配偶者が困った時に、貯まった点数を引き出して、他の会員に助けてもらえます。全国に拠点がありますから、遠く離れた場所に住む親のサポートを誰かに依頼できる、といった活用の仕方はメリットも大きいですね。」と、活動の特長を語ってくれました。

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  • 社会や地域と関わる喜び、楽しさに惹かれ、ボランティアの世界へ

「もともと私は、専業主婦で社会とのつながりといえば、地域の集まりやPTAくらいだったんです。そんな中で少し寂しいというか、社会から疎外感みたいなものを感じていました」と、西村さんは20年前を振り返ります。そうした思いを抱く中で、ニッポン・アクティブライフ・クラブの仲間たちと出会い、自然な流れでボランティア活動に取り組むようになりました。

「ボランティア活動に参加したことで、自分の世界が広がった、というのが私の最初の印象。実は、それまで“自分が誰かに必要とされているのか、いないのか”自信がなかったんです。ボランティア活動を始めて、多くの人といっしょに団体の運営に関わる中で、“世の中に私も必要とされている”と実感できるようになったんです」

人を助ける喜びを実感できただけでなく、社会の中での自分の居場所を見つけられたことが、西村さんが今も活動を続けておられる原点。ボランティアを通した社会とのつながりが、いつも周りが驚くほどアクティブでポジティブな西村さんの力になっています。

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  • 活動を通して“元気”と“生きがい”をいつももらっています

「私たちの活動は、自分たちのできること、持っているスキルを活かして、社会や人のお役に立つことができます。誰かに必要とされるということは、自分にとってもやりがいになりますし、実際に『ありがとう』と言っていただける瞬間は最高。この活動をやっていて本当に良かったと思えますね」と、楽しそうに話される西村さんからは、活動が生きがいになっている様子がうかがえます。

「ボランティアは、今、私の生活の一部になっています。もしこれに出会わなかったら、自分は何をしていたのだろう、と思うことはあります。それが今では時間がいくらあっても足りないくらいに忙しくさせてもらっていますね。その意味では、私の生活の質を高めてくれているのだと思います」

ニッポン・アクティブライフ・クラブの合い言葉にもなっている“生涯現役”を、身をもって体験している西村さん。アクティブシニアとして活躍する姿、過ごされる毎日は、これからますます素敵に輝いていくに違いありません。

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【西村さんからのメッセージ】

  • 前向きさと好奇心を持って、“まずはやってみる”が大事

「今、私たちニッポン・アクティブライフ・クラブの会員は50代、60代が中心で、男女の参加比率は4:6くらい。その多くが最初はボランティア経験のなかった人たちばかりです。ですから、ボランティアをあまり難しく考えず、前向きさと好奇心を持って気軽にやってみれば良いと思います。もちろん年齢問わず若い人も参加できますから、気持ちさえあれば大丈夫ですよ。これは私の経験から言えることですが、何か一つでもやりがいが持て、生きがいを見つけられたら、人生も心も豊かになれます。それがボランティアであれば、自分が満足できるだけでなく、支援した人にも喜ばれますから、とても得した気分ですね。生きがいを持って一生楽しく元気に過ごせる人生って、本当に素敵だと思いませんか! 」

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