チャレンジの先輩に聞く!活動を始めるヒント まとめ10選

チャレンジの先輩まとめ10選

なにか、自分も誰かの役に立つような活動を始めたい!
だけど、いったい何から、どのように始めたら良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?

そんなときには、すでにチャレンジをしている先輩方の例を知ることから始めてはいかがでしょう。

 

インテリアコーディネートで、女性のエンパワメントにつながる空間を作りたい!~「好き」を仕事にする~【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.1】

活動を始めるヒント1
伊藤 ひろみさん(インテリアコーディネーター)

現在は、住宅メーカーのインテリアコーディネーターとして働いている伊藤さん。
大学では、いかなる権力にも対等に戦える司法の世界に興味を持ち法律を専攻。

その後、紆余曲折を経て、男女共同参画センターの非常勤職員として仕事をする中で、日本や世界における女性の現状と支援事業に触れ、改めて『女性のエンパワメント・支援』への関心が高まったことからチャレンジが始まりました。

 

安全安心な「食」で人とコミュニティをつなぐ。【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.2】

エコスペースゆうイベント風景
田中 邦子さん(エコスペースゆう 代表)

大阪市天王寺区、四天王寺東門のすぐ近くにある無農薬野菜を扱う「エコスペースゆう」は、安心安全な食のネットワークを作ってきた田中邦子さんが運営する「美味しい暮らしの輪・話・和」の発信拠点。2000年のオープン以来、元気いっぱいの野菜とともに田中さんとお客さんの楽しい会話が弾む「食と人のつながる場」として賑わっています。

田中さんの活動の原点は、1995年に地域の子ども会活動として始めた「せいわエコクラブ」。

専業主婦として3人の子育て、PTA活動、地域活動に関わるうちに感じた「都会っ子たちに自然の美しさや大切さを伝えたい」、「食から暮らしを考える場があったらいいな」という想いからのスタートでした。

 

“働く・食べる・育てる”を仕事につなげる生き方【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.3】

fukazawa
深沢 周代さん(十三こども0円食堂 代表、JUSO Coworking 運営)

阪急「十三」駅近く、築54年のレトロビル「水交ビル」が深沢さんの活動拠点。

祖父、父に続く3代目として「JUSO Coworking」と「十三こども0円食堂」を運営されています。

2010年12月、日本で3番目のコワーキングスペースとして「JUSO Coworking」をオープン。

消費者金融などのテナントが多かった時代、古いビルに新しい風を吹き込みたいという想いと、折しもフリーランスで仕事を始めた夫のために「フリーランスが打ち合わせや仕事がしやすい、交流しやすい場所が作れないだろうか?」と考えたのがきっかけでした。

 

チャレンジのタネは自分の中にある!【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.4】

湯本さん
湯本 理絵さん(paso a paso 代表、キャリアカウンセラー)

大学の職員としてフルタイムで働く湯本さん。

勤務先では、大学生が自身のキャリアについて考える機会づくりや就職活動をサポートされています。

一方、産休・育休を経て職場復帰するママ向けに、4年前から「働く×育てるカフェ」の活動を開始。仕事を続けながら子どもを育てるママに向けて2ヶ月に一度のペースで悩みや不安を持ち寄り、対話できる場をつくってこられました。

子育てしながら働くママにはそれぞれ両立のスタイルや悩みがあり、一人では答えが出ずに精神的に孤立することもしばしば。

同じく仕事と子育ての両立に頑張る仲間と思いを共有する場所があれば、対話からヒントを持ち帰り「明日からまた頑張ろう」と思えるのではないか、と始めたそう。時には自身の経験を伝え、活用できる制度やサービスなどの情報も発信されています。

 

この活動を10年続けて根付かせたい!【チャレンジの先輩に聞く!活動を始めるヒントVol.5】

痴漢抑止バッヂの松永さん
松永弥生さん(一般社団法人痴漢抑止活動センター代表)

「これまで特にボランティア活動などもしたことが無かった」という松永さんが、痴漢抑止という社会課題に立ち向かったきっかけは、友人のフェイスブックでした。

「娘が、手づくりの痴漢抑止カードをカバンにつけたところ、痴漢にあわなくなった」という投稿を見た瞬間、「いいアイディア!」と思うと同時に「このカードをつけているのがこの子たった一人というのは切ない。仲間がいて欲しい」と感じたといいます。

その日のうちに「缶バッジにして広めようよ」と提案し、その1か月後には「Stop痴漢バッジプロジェクト」として活動を開始されました。

痴漢被害にあって一人で悩んでいる女の子たちに「あなたは一人じゃない」「私たち、大人があなたたちを守ります」と伝え、彼女たちが安心して電車通学・通勤できる社会にすることを目標に、活動しておられます。

 

「気持ち」を「行動」に変えるコツ【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.6】

タマさん
tAma.(たま)さん(フラメンコアーティスト、tAma.連主宰)

情熱的なギターと歌、華麗なステップ。

「フラメンコこそ人生」とおっしゃるtAma.(たま)さんがフラメンコに出会ったきっかけは、なんと「一枚のチラシ」だったそうです。

ある日、たまたま見たチラシに書かれていた「フラメンコ体験会100円」という言葉。

ビビッときたというよりなんとなく気になり参加。幼い頃から“盆踊り大好きっ子”だった彼女のスイッチがONに!

こうして出会ったフラメンコがその後のtAma.(たま)さんの人生を大きく変えるきっかけになるとは!?

フラメンコは心の踊り。
精神的に落ち込んだり元気が出ない時にも大きな支えとなり、踊るほどに心が強く前向きになったといいます。

 

子ども会の会長から防災NPO法人代表へ【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.7】

大槻さん
大槻由美さん(防災士、NPO法人とれじゃーBOX 理事長)

防災士としてクレオ大阪中央をはじめ大阪市内各地域で活躍中の大槻さん。
子ども会会長から地域活動を経て防災士となり、NPO法人とれじゃーBOX理事長として多忙な日々を送っておられます。

そんな大槻さんの活動のルーツは、意外にも夫の海外転勤に同行して過ごしたシンガポール時代にありました。

当時、大槻さんは生まれて間もない双子の育児真っ最中、しかも英語力ゼロという状況で、いきなりのシンガポール生活が始まりました。
双子用のベビーカーを押しながらどこへ出かけても聞き取れない言葉が飛び交う中、超多忙な夫を支える日々だったそうです。

ある日、異文化のストレスに疲れて切っていた大槻さんに運命的な出会いが訪れます。

「困った時は差し伸べられた手をしっかりつかんでいいのよ」と、ある外国人の女性からかけられた一言で自分の周りがパッと明るくなりました。

自分もいつか困っている人に手を差し伸べられる存在になりたい、と強く思った出来事だったそうです。

 

子育ての悩みからスタートした自分らしい働き方【チャレンジの先輩に聞く!活動を始めるヒントVol.8】

横山さんアイキャッチ
横山由紀子さん(コミュニケーション・サポーター、会話の泉 事務局長)

「コミュニケーション・サポーター」として全国の自治体、学校、企業から講演オファーが絶えない人気講師の横山さん。

人と人がいるところ、家庭にも社会にも人間関係があり、コミュニケーションは欠かせません。

横山さんが起業を志すことになったきっかけは娘さんの子育てでした。

当時の横山さんは子育てにつまずき、悩み、もがく一人の母親でした。
娘さんは「Highly Sensitive Child(超敏感な子ども)」と呼ばれる非常に敏感な感性の持ち主。

ささいなことにも動揺したり、心を閉ざしてしまいがちな我が子を前に、横山さんは疲れきっていました。

なんとかしてこの状況から抜け出せないかとコミュニケーションや心理学を猛然と学び、親である自分が変わることの大切さに気付きます。

そんな中、コミュニケーションのボランティア講師を引き受けたことから横山さんの人生が大きく動き始めました。

 

お腹も心も満たす”おかん”の井戸端食堂【チャレンジの先輩に聞く!活動を始めるヒントVol.9】

植田さんアイキャッチ
植田敦子さん(mamaお助け隊 和み 代表)

“おかん”こと、植田さんのフィールドは鶴見区。

区民センターと、地域の特別養護老人ホーム「らんまん」を会場に、「つるみのおかんの井戸端食堂」を月に3回開催しています。

夕方になると調理室から、美味しそうな料理の香りが漂ってきます。仕事を終えたママたちが子どもを連れて「ただいま」と帰ってきます。「おかえり」と植田さんが笑顔で迎えます。

植田さんはシングルマザーとして、出産してから一人で子育てをしてこられました。

子育ても仕事も頑張ってきた植田さんですが、娘さんが中学生のころは、思春期VS更年期という時期で衝突も日常茶飯事。そのたびに植田さんは逃げ場を求めて、自転車で「プチ家出」をしていたそうです。

いろんな方に支えられて今では娘さんも高校生となり、子育てがひと段落した時にふと浮かんだのが「私も誰かの力になれないかな?」という思いでした。

そこで、自分と同じように子育てや仕事に頑張るママが、つかの間でもホッとできる居場所を作ろう、と決心しました。

 

同じ想いのママを応援したい!子育てママの第一歩【チャレンジの先輩に聞く!活動を始めるヒントVol.10】

ロールモデル松永さん
yuyuさん(アイシングクッキー講師/マムファンタジーメンバー)

yuyuさんは鹿児島県出身。大阪での慣れない暮らしの中で始まった子育ては、周りに頼れる友達もなく、孤独な日々を過ごしていました。

そんな中インターネットで何気なく目にした「城東区役所」のホームページ。

今振り返るとなぜそこにたどり着いたか思い出せないくらい、当時のyuyuさんにとっては偶然の出会いでした。

「子育てママパパのための情報発信講座」参加募集記事の「一時保育無料」という文字が飛び込んできました。

「子どもを無料で預かってくれて、無料で勉強させてもらえるなんて!」と、すぐに受講を決めたそうです。

講座では、地域で活躍されている先輩子育てママの話や情報発信について学び、後日開催された交流会で、他の講座の受講生で結成したママ達のグループ「城東Mom」のメンバーと出会ったことが、その後のyuyuさんのチャレンジに繋がっていきます。

 

最後に・・・

女性チャレンジ応援拠点
女性が地域活動においてリーダー的な役割を担い活躍することを応援する「女性チャレンジ応援拠点」は、大阪市立男女共同参画センター中央館(クレオ大阪中央)内に開設しています。

地域活動への参画に関心や意欲のある女性等のチャレンジをサポートするための専門のコーディネーターやスタッフが、相談を受け付けております。

また、ワークショップや地域で活躍中の女性や企業、NPO、大学、支援組織等との交流会など、知識・ノウハウの習得や活動のレベルアップ等につながる催しも開催してまいりますので、ぜひご利用ください。

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