保育士と子育ての経験を活かして想いを実現! 「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」代表 笠井あゆみさんインタビュー

地域で輝いて活躍している女性をご紹介します。

「安心して過ごせる、ママと子どもの日常の居場所を提供したい」という思いで「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」を運営されている、笠井あゆみさんにインタビューをしました。

大阪市では、乳幼児とその親を対象に、子育て親子の交流・集いの場を提供しています。

子育てへの負担感や不安感を軽減するとともに子育て相談を行うなど、安心して子育てができる環境作りを行うため、「つどいの広場」を実施しており、「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」は、その一つです。

中津つどいの広場看板

 

子育て支援を始めたのは保育士時代の経験から

7歳・5歳・3歳の3人のママでもある笠井さん。
以前は保育園で勤務する保育士でした。

ーーーなぜ子育て支援を始めようと思ったのですか??

保育園勤務時代、子育てで悩んでいる母親、若くして出産し十分な収入がない母親、障がいのあるお子さんを子育てする母親など、いろいろな不安や悩みを抱えている母親に出会い、家庭との連絡帳を通してのやり取りや送り迎え時の保護者との話だけでは、支えきれない思いを感じながら日々の保育に携わっていました。

そのような中、私自身も母親になりました。
軽度な発達障がいがある長男の育てづらさや、身体的な障がいを持ち生まれた次男の成長について、不安や悩みが尽きませんでした。
また、家族の子育てへの協力が得られない「ワンオペ育児」で不満や葛藤がありました。
(※「ワンオペ(ワンオペレーション)」とは1人で作業を行うことを指す言葉で、「ワンオペ育児」とは家事や育児を1人で担うことを言います。)

育児と仕事の両立が難しいと感じて、フルタイムで保育園勤務に復帰することは断念しましたが「私だから出来ることがあるのでは」「もっと母親や子どもの心に寄り添いたい」という思いから、心理カウンセラーの勉強を始め資格を取得し、子育てサークルをスタートしました。

そして、子育てサークルのスタートからしばらくして、中津地域で大阪市が地域の子育て支援の拠点である「つどいの広場」の運営事業者を募集していることを、たまたまインターネット検索で見つけたので、迷わずチャレンジしました。

子どももママも安心できる居場所の実現

ーーー「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」ではどのようなことをしていますか?

週5日間、マンションの一室を遊び場として開放し、スタッフが常駐しています。

つどいの広場にあるおもちゃ つどいの広場の庭

日差しが気持ちよいポーチでは花や果実を栽培したり、夏には水遊びなどをして、親子それぞれがおもちゃで遊んだり自由に過ごしていただいています。スタッフみんなで子どもたちの安全を見守り、一緒に遊び、ママとお話をして、子どももママも安心できる居場所を作っています。

また、月に1回、食育や防災などママが学べるセミナーを開催しています。

資料コーナーも設置しており、学校や幼稚園・保育園情報や地域のイベント情報など、「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」を利用する方が必要な情報を得られやすいように工夫をしています。

「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」はひと月に平均して、150組ほどの親子に利用していただいています。

笠井さん

ーーー大変だったことはなんですか?

委託を受け、実施する場を整備する時が一番大変でした。

楽しく遊べる空間作りをしようと、設計図面を作り、電気ドリルをにぎりました。お庭も耕しました。
ママ達が心地よいためには? 赤ちゃんの安全には? スタッフの動線は? 狭い空間を最大限に活かすためには?

慣れない作業もあり、精神的にきついことも、肉体労働もたくさんありましたが、ひとつずつクリアしていくことで達成感を感じました。
平成28年4月に無事オープンをしてからは、スタッフとして携わってくれている10名の多様な得意分野を生かして、どんどんと魅力ある広場になっていきました。

今では、利用してくれているママや赤ちゃんたちが共に魅力ある広場を作り出してくれています。

大好きな赤ちゃんに毎日会える場があることが何より力になります。

つどいの広場のスタッフ

子育て支援と地域活動

ーーー笠井さんの今後の目標はなんですか?

現在「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」を運営しながら、北区の区政会議委員と中津地域活動協議会の総務委員として地域活動に関わらせていただいています。

地域活動の委員には、乳児期の子育てをしている母親がいませんでしたので、私の保育士時代の経験や子育て支援の経験がお役に立てるのではないかと思っています。

子育て支援と地域活動の両方を経験することで、それぞれの状況や課題を把握できますし、情報や活動を共有することで共に発展させていきたいです。

活動の枠や世代を超えた地域のつながりが広がることで、女性の社会進出がしやすくなり、少子化や虐待、不登校の減少につながっていくと信じています。

今後も子育て支援と地域活動をしながら、より子育てしやすいまち・住みやすいまちづくりをしていくことが目標です。

あなただからできることは何ですか?

保育園の勤務は諦めたものの、保育士時代の経験と子育ての経験から「私だから出来ることがあるのでは?」と考えた笠井さん。
不安や苦労もありながらも1つ1つ挑戦したことで、1歩1歩前に進みながら着実に想いを実現されています。

母親だから、より親子に寄り添うことができ、きめ細やかな支援を行えていることもあるでしょう。
子育ても立派なキャリアです。

「あなただからできることは何ですか?」

女性活躍の社会の追い風もあり、子育て中の母親も活躍する場が増えています。
あなたも一歩踏み出してみませんか?

きらめく女性の応援ひろばでは、「地域」で輝く女性を取材し、その活動をご紹介しています。
地域で活躍している女性をご紹介する「きらめく女性の応援ひろば」の「地域」カテゴリー記事一覧

団体名:中津つどいの広場 ぐぅぐぅ

・代表:笠井あゆみ
・所在地:北区中津3-4-35 コーポ中津106
・連絡先:TEL:06-6371-3338
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