「今すぐ逃げてください!東日本大震災を思い出してください!」
令和6年元日の能登半島に震度7の地震。大津波警報を伝えるNHKのアナウンサーが絶叫していた言葉です。
被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
人口減少や単身世帯の増加により防災活動の担い手は減少しています。能登半島地震でも復旧活動を担う人材不足が指摘されています。
また、避難所運営や復興の過程で見落とされがちなのが、ジェンダー平等や多様性の視点です。阪神淡路大震災や東日本大震災、今回の北陸での災害でも、性別による支援のニーズの違いや、女性の意見の届きにくさが課題としてあがっています。
災害時の困難を最小限にするためには、多様な人が地域の防災・減災に向けた取り組みを進めていくことが必要です。特に、人口の半分であり、子育てや介護の多くを担う現状にある女性の視点を取り入れることは、防災・復興に関する取り組みの基本的な考え方の一つとして、世界的に共有されています。
また、地域において、女性をはじめ多様な人材が平時から意思決定の場へ参画し、リーダーシップを発揮することが求められます。
このような背景から、大阪男女いきいき財団は、女性の活躍が災害の困難を軽減し、誰もが安心して暮らせる社会の実現をめざして、2023年、2024年で『地域防災女性ファシリテーター養成講座』を開講します。
この講座では女性のリーダーシップやジェンダー平等・多様性の視点、災害や防災・ファシリテートの基礎知識を学び、そして、避難所開設、東北視察(2泊3日)などを行います。
わたしたちが大事にしていきたいのは“仲間同士の対話”です。
ひとりひとりがそれぞれのフィールドでリーダーシップを発揮していくために仲間とともに動き出しませんか。
養成講座プログラム案内
地域防災女性ファシリテーター養成講座2024
イベント詳細
イベント名 | 地域防災女性ファシリテーター養成講座2024 |
日時 | 令和6年4月13日(土)~8月3日(土)全10回・土曜日/月2回程度 ※5月30日(木)、31日(金)、6月1日(土)で東北視察を実施します |
場所 | 大阪市立男女共同参画センター中央館(クレオ大阪中央) 大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘」駅1・2号出口徒歩約3分 ほか |
対象 | ・主に大阪府内で活動している方 ・子育て支援など現在の活動に女性の防災の視点を取り入れたい方 ・行政関係者 ・企業における社会貢献部門やBCP策定部門担当者 |
参加費 | 10,000円(東北視察にかかる交通費・宿泊費等を含みます。但し一部食事代は自己負担となります) |
定員 | 女性25名 |
一時保育 | 無料(1歳~小学3年生) 障がいのあるお子さまや小学4年生以上のきょうだいがいる場合はご相談ください |
申込締切日 | 2024年2月16日(金) ※書類選考ののち、面談による選考を行います ※講座での学びを経て実践する意欲が高いことを考慮し選考します ※選考結果は応募者全員に通知します(3月8日(金)予定) |
申込方法 | 募集期間中にメールフォームより申込または受講申込書を郵送で提出 メールフォーム https://mailform.mface.jp/frms/danjo/0ntteozw1uky 申込書(ホームページよりダウンロード) https://danjo.osaka.jp/odiz/info/works/woman_bousai.html受講申込書送付先 〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25 一般財団法人大阪男女いきいき財団 女性と防災プロジェクト担当 |
お問合せ
一般財団法人大阪男女いきいき財団
TEL:06-7656-9040
住所:〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25
HP:https://danjo.osaka.jp/odiz/info/works/woman_bousai.html