女性チャレンジ応援拠点のオープニングイベントが開催されました

女性チャレンジ応援拠点オープニングイベント

平成29年1月26日の女性チャレンジ応援拠点の開設に合わせ、女性チャレンジ応援拠点コーディネーターのリー・ヤマネ・清実さんを聞き手に、都島区の地域情報ポータルサイト「都島区.com」(都島ドットコム)を運営するNPO法人「mamaコム」の代表の柳生久理子さんをゲストスピーカーにお招きしたトークライブ「地域が私たちのインキュベーション」を開催しました。

 

トークライブ

拠点オープニング トークライブ
都島区生まれで結婚後も都島区に暮らす柳生さんは、出産後に子連れで遠方に出かけることが大変なことから、梅田などの繁華街の情報だけでなく「地元のお店やイベントが特集された情報誌があればいいな」という思いを持っていたそうです。

2002年頃区内で開業する夫の店のPRのために作ったHPを、より多くの人に見てもらいたいという思いからベビーカーを押しながら地元を歩いて宣伝する中で、地域のお店やイベントを掲載する情報サイトを立ち上げました。

掲載情報も増える中、「ママ友」たちがサイトの制作や取材を手伝ってくれるようになり、15人のスタッフを抱えるNPO法人に発展。

今では、事務所をかりて、そのスペースを使ったイベントを開催する他、地域の商店の協力を仰ぎハロウィンイベントを主催するなど、情報サイトの運営にとどまらない幅広い活動を行っています。また、城東区や東淀川区など近隣の区にも同じ活動を拡げています。

都島区ドットコムを始める前は、ママ友と集まっても、子育てのことや家族とのコミュニケーションなどの話も愚痴になりがちだったという柳生さんですが、この活動を続けるうちに、社会にある色々な課題に気がついたり、地域のお店が抱える悩みごとを「主婦の視点から解決」するなど、さまざまな体験ができているとのことです。

最初は、イベントチラシを置いてもらうためには、区役所のどこの担当を訪ねていったらいいかわからず戸惑うこともあったそうですが、活動を続ける中で、町会の人や区民センターの人とのつながりが生まれ、関係者を紹介してもらうことで人的ネットワークができて、活動も拡がっていきました。

「この活動を15年も継続するにはきっと様々な壁や苦労があったはず」とコーディネーターのリー・ヤマネ・清実さんから質問されると、「いろいろ怒られたり、断られたりしたことも沢山ありますよ」と答える柳生さんですが、その口ぶりがとても柔らかく、聴衆の皆さんからは「どうやってここまで実現できたのだろうかと不思議…」とつぶやかれるほど。

肩ひじ張らない自然体な雰囲気と、新しいことに飛び込むチャレンジする姿勢が共存する不思議な魅力に満ち溢れたお話でした。

これから何か始めてみたいと思っている女性たちへの応援メッセージとして、パートナーの理解の重要性に加え「『できるか、できないか』ではなく『やるか、やらないか』ですから」とおっしゃる柳生さん。

ソフトな口ぶりの中に、15年活動を続けてこられたガッツを感じさせられました。

 

 

トークライブに引き続き行われた交流会の様子

拠点オープニング 交流会
交流会では、さっそく参加者同士で名刺交換が行われるなど、にぎやかなお喋りの輪が広がりました。

活動分野や関心の領域などが近い人同士を、拠点スタッフが引き合わせるなど、顔のみえるネットワーク作りが展開されたほか、交流会の中盤には、希望者によるPRタイムを設け、希望者に、自分自身の関心や活動について参加者へのアピールを行っていただきました。

PRを聞いて、その人のところへ話しかけに行くなど、活発な交流が行われました。
名刺を切らしてしまった方や、名刺は持っていないという方々は、「フェイスブックやっていますか?」など、ソーシャルネットワーク上での交流につながっている様子も見受けられました。

交流会終了後も、「あの後、SNSで交流しているんですよ」、「○○さんの団体を訪問する予定です」といったうれしい報告も寄せられています。

女性チャレンジ応援拠点の利用をきっかけに、皆さんの人脈の輪が広がり、新たな動きを始めたり、活動が拡がる予感にあふれた交流会でした。

▼女性チャレンジ応援拠点の情報はコチラから

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