ライフオーガナイザーがお伝えします! 自分時間を生む暮らしの整え方

時間の使い方について考えてみたことがある、という方は多いことと思います。

1日24時間、足りない!と思っても止めることが出来ない時間。忙しい毎日の中でもっとうまく時間を使えないものか、と思いますよね。

時間の使い方、いわゆる「時間術」については、たくさんの書籍やコラムがあります。すでに読まれたり、学ばれたりしたことがあるかもしれませんが、今回は改めて自分の時間の使い方と、家の中を片づけることの効果について考えてみましょう!

空間と時間を片づけて暮らしを整える

片づけがもたらす効果として、「経済的効果」(物が無駄にならない・生産性が上がる)、「時間的効果」(探し物をする時間が減る・やりたいことがすぐにできるなど)、「精神的効果」(イライラしない・心地よく生活ができるなど)の3つが挙げられます。

私がお伝えしているライフオーガナイズの考え方では、時間も空間と同じように片づけたり、整理したりすることが出来ます。空間と時間が整うということは、心や気持ちが整うための大きな要素です。

空間の片づけも、時間の片づけも、大切なのはその限られた空間・時間を「どう使うのか」ということです。

そのために必要なのは、「自分のものさし=大切にしていること=価値観」です。

何を大切にするために、どう使うのか。

自分のためだけに時間が使えるのであれば、あまり悩まなくて済むのかも知れません。しかし、働いていれば労働時間は決まっていますし、子育てや介護など、家族のために費やしている時間が1日の多くを占めている方も多いでしょう。

そこで見つめ直したいのが、「限られた時間を費やしてでも大切にしたいこと」が何か、ということです。

例えば、子育て中、小さい子どもがいれば朝から晩までやることは限りがありません。ですが、あらためて考えてみると、全てが「自分がやるべき」こと、というわけでもないのです。

1日のスケジュールを書き出してみて、「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けてみましょう。それだけでも気づくことがあると思います。

もちろん「やるべきこと」が大幅に減るとは限りませんが、もしかしたら「べき」と思っていることがそうではないこともあります。

時間とエネルギーをかけるなら、「自分が大切にしていること」にかけた方が充足感や達成感、幸福感を感じるはずです。

あなたが暮らしの中で「大切にしたい」と思っていることはなんでしょうか。

家族のためにおいしいご飯を作りたい、と思うのであれば、食事作りには時間をかける。その代わり、掃除は優先順位を下げて頻度を減らす、といった割り切った考え方も必要でしょう。もし可能であれば、ロボット掃除機を導入する、家事代行にお願いする、といった選択肢もあるかもしれません。

また、自分でやらなくてもいいことは、手放すことも効果的です。

家族が自分のことを自分でしてくれるだけでも、心に余裕ができますね。

まずは家族が自分の身の回りの事を完結できるようになるだけで、かなり負担が減ります。

身支度、食事の配膳、後片付けなど、それぞれができることはなんでしょうか。毎日の生活の中で、ご自身がやっているけれど負担に思う事、「私じゃなくてもいいのでは?」と感じることを書き出してみることをおすすめします。

家族みんなが使いやすい家に

私も子どもたちが小さい頃は「自分の時間が欲しい」といつも思っていました。

そこで子どもたちを巻き込み、私がお金を支払う代わりに、かかる時間を買う、という意図で「家庭内バイト」を設定し、お手伝いを通じて子どもたちの家事力アップに取り組んできました。

忙しい朝、登校ついでにごみを出してくれるだけでも、数分の時短になりました。

また、自分の洗濯物をしまうなど数分で終わるような「親じゃなくてもできること」や、「名もなき家事」を家族全員でできるように家事シェアをしています。

家事シェアのためには、家の中が片づいている、あるいは散らかってもすぐに片づけられることが重要になってきます。「あれはどこ?」「どこに戻すの?」と聞かれてしまうようでは時短になりませんね。

家族みんなが使うもの、日々の生活の中で必要になるものから整理してみてください。

使うものを使う場所に、簡単に戻せる状態で収納できれば片づけはスムーズになります。もし物が多いと感じるならば、使う頻度を基準に「一軍」「二軍」とグループ分けしてみるのも効果的です。

ただ見た目を綺麗に整えるより、家族みんなが使いやすくするにはどうしたらいいか、という目線で片づけをすると持ち物の選び方や収納の方法が変わってきます。

片づけには多少の時間とエネルギーが必要ですが、それは投資です。散らかっても片づく、家族それぞれが片づけられる家であれば、気持ちも穏やかに暮らせます。

ぜひ自分が大切にしたい時間を生み出すために、「自分のものさし=大切にしていること=価値観」を基準に、空間や時間の片づけに取り組んでいただければと思います。

田中 佐江子
ライフオーガナイザー、大手企業関連会社を出産のため退社、10年間の専業主婦から整理収納アドバイザー、ライフオーガナイザーを取得し起業。日本ライフオーガナイズ協会認定講師。
「がんばらなくても うまくいく」子育てと暮らしのサポーターとして、公共機関、学校園、PTA、企業研修などで人生と暮らしの整え方を伝えている。大学生・高校生・中学生の3人の子育て中。

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