【181】第一生命保険株式会社 | |||
---|---|---|---|
業種 | 金融・保険 | ||
認証年月日 | 2016年 | 10月 | 1日 |
継続年月日 | 2022年 | 10月 | 1日 |
本社所在地 | 東京都 | ||
事業所数(本社及び大阪市内事業所) | 5 | ||
認証レベル | ★★★ | ||
イクメン推進企業 | ◆ | ||
ホームページURL | https://www.dai-ichi-life.co.jp/ |
企業等の紹介
第一生命は、1902年に日本で初めての『相互主義の保険会社』として創立されました。徹底した堅実経 営、そして創業者・矢野恒太の言葉「最大たるより最良たれ」にも表れる「お客さま第一主義」の精神は、 創立当初より揺らぐことなく、事業の根幹に据えられています。お客さまとお客さまの大切な人々の「一生 涯のパートナー」として、それぞれの地域で、人々の安心で豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献するこ とを目指しています。【企業概要】 ※2022年9月末現在
代表 代表取締役社長 稲垣 精二
創立 1902年9月15日
従業員数 51,154名(内勤職員10,894名、営業職員40,260名)事業所 :支社92、営業オフィス等1,259
総資産 35兆6,296億円
女性の活躍促進に関する取組み
意欲のある女性が活躍し続けられる組織
第一生命グループ「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」
第一生命は、2017年8月に第一生命グループとしての「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を制定しました。
第一生命グループでは、グループ課題解決・価値創造に向けて、国内外のグループ各社の人財で構成される複数のタスクフォースを組成し、グループ横断での協働取組を行っています(グループ・イニシアティブ・タスクフォース)。加えて、グローバルな知見を持つ海外生保グループ会社の経営層で構成される会議体(グローバル・リーダーズ・コミッティ)を設け、グループのさらなる成長に向けた闊達な議論を行うとともに、当社グループの理念や方針についての共有も行っています。
女性の活躍
当社では、「意識・風土の改革」「能力開発の充実」「ワーク・ライフ・マネジメントの推進」の3本柱で取組みを推進しています。特に次世代女性リーダーの育成およびパイプライン強化に向け、目的にあわせて階層別研修を体系化し、所属での実践と支援による育成強化に取り組んでいます。女性リーダー比率においては、組織の意思決定に関わる女性リーダーの育成に向けて、「2030年までに女性役員比率30%を目指し、2024年4月にライン部長・ライン課長級に占める女性割合を30%とする」ことを目標に掲げ、その実現に向けて様々な取組みを実施しています。
女性リーダーの育成
お客さまのニーズが多様化し変化の激しい時代においては、経営層やリーダー層の同質性を打破し、多様性を組織の変革を生む力に変えていく必要があります。この価値観のもと、ダイバーシティ&インクルージョン推進の重要取組みの一つとして、社員の多くを占める女性の活躍推進に力を入れています。
2030年までに女性役員比率30%を目指し、「女性組織長比率について2024年4月までに30%」を目標に取り組んでいます。階層別研修を充実させるとともに、各役員が担当部門のマネジメントポスト候補者をネームアップするサクセッションプランの策定の際、各ポストの30%以上を女性とする運営を行っています。また、役員が候補者を直接「見る」「育てる」機会として、普段接点のない部門の候補者をクロスして受け持ち、1on1を実施しています。
2019年12月には女性役員輩出に向けた世界的なキャンペーンである「30%Club Japan」に加入しており、これからも意思決定層の多様性の実現に向けてスピードを上げて取り組んでまいります。
仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援
第一生命は、社員が生き生きと働く環境を整えるため、両立支援制度の充実と、柔軟な働き方の推進の2本柱でワーク・ライフ・マネジメントの推進に取組んでいます。また、2022年度からは男性社員の育児参画推進に向けて「男性社員の累計1か月上の育児休業取得100%」を会社目標とし、男性が育児に参画することの意義や必要性の理解浸透に向けたセミナーの実施、育児休業取得に関する教材や上司・部下の対話ツールの提供などを行っています。ファミリーフレンドリー(仕事と家庭の両立支援)制度の充実
当社では、さまざまなライフイベント(妊娠・出産・育児など)や介護などを行いながら、安心して働き続けることができるよう、両立支援制度を充実させています。厚生労働省東京労働局の改正次世代育成支援対策推進法に基づく特例認定(通称:プラチナくるみん認定)制度においては、「プラチナくるみん」企業に認定されました。「プラチナくるみん認定」とは、「子育てサポート企業」として認定を受けた企業(くるみん認定企業)のうち、さらに一段高い水準の取り組みを行った企業が認定を受けるもので、2015年4月1日に新設されました。
男性の育児や家事、地域活動への参画支援
当社では、「男性社員の育児休業累計1か月以上100%取得」を目標に掲げ取組みを強化しています。パートナーの産後や育児不安のピーク時期に寄り添い、その後も男性社員が育児・家事に主体的に取り組めるよう、2022年10月以降、育児休業を取得する男性社員に対し、最大で20日間の積立公休(有給)を付与する制度を導入するなど、法令対応にとどまらない取組みを推進しています。また、男性の育児休業取得を推進するなかでは、「育児・家事は女性がするものというような性別固定役割分担意識を助長する思い込みなどのアンコンシャス・バイアスの克服が重要です。今年度はマネジメント層を対象とした「イクボスセミナー」を開催し、組織マネジメントの改革と各所属におけるチーム力の強化を目指します。男女関わらず育児休業取得を通じて家事・育児に参画することで、自身の喜びや幸せ、人間的成長につながるだけでなく、それを通して得られた視点や経験が業務に活かされ、新たな発想や生産性向上にもつながります。誰もがワークとライフを両立できる環境・雰囲気づくりを行うとともに、多様な社員への理解・協働を通じ、風土改革および社員well-being向上を目指し、メンバーが互いに支え合うことができる職場環境づくりを推進していきます。※ 東京都では、育休は「仕事を休む期間」ではなく、「社会の宝である子どもを育む期間」と考える社会のマインドチェンジに向けて育児休業の愛称を「育業」と決定しました。当社グループもこの愛称の趣旨に賛同しています
「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」としての意気込み
第一生命は、”関西で最もお客さまに信頼される保険会社” となることを目指して、社員の人財価値を高め、お客さまへ最高の価値を創造・提供し続けていくための様々な取組みを推進しています。当社の9割以上を占める女性社員が、それぞれの多様な個性を存分に発揮することによって、組織の価値創造力を一層豊かなものにしていくとともに、第一生命グループの全社員が地域の皆さまのお力となれるよう努めていくことで、お客さまとの強い「絆」づくりを進めてまいります。