yuyuさん(アイシングクッキー講師/マムファンタジーメンバー)
孤独な子育ての日々
yuyuさんは鹿児島県出身。大阪での慣れない暮らしの中で始まった子育ては、周りに頼れる友達もなく、孤独な日々を過ごしていました。
そんな中インターネットで何気なく目にした「城東区役所」のホームページ。
今振り返るとなぜそこにたどり着いたか思い出せないくらい、当時のyuyuさんにとっては偶然の出会いでした。
「子育てママパパのための情報発信講座」参加募集記事の「一時保育無料」という文字が飛び込んできました。
「子どもを無料で預かってくれて、無料で勉強させてもらえるなんて!」と、すぐに受講を決めたそうです。
講座では、地域で活躍されている先輩子育てママの話や情報発信について学び、後日開催された交流会で、他の講座の受講生で結成したママ達のグループ「城東Mom」のメンバーと出会ったことが、その後のyuyuさんのチャレンジに繋がっていきます。
好きなことを仕事にするという不安
yuyuさんは子どもの頃からお菓子作りが大好き。
大人になってからも時間があればお菓子を焼いたり、アイシングクッキーを作ったりしていたそうです。
学生時代はパティシエになる道も考えましたが、自分の好きなことを仕事にしたら辛くなった時に逃げ場がなくなるし、大好きなお菓子作りが嫌いになるのでは…という不安が先に立ち、卒業後は全く違う銀行員の道に進まれました。
そんなyuyuさんの考えが変わったきっかけは、平成29年3月に「城東Mom」がクレオ大阪東と共催したイベント「つながりMAMAフェス」に出展したことでした。
アイシングクッキー体験ブースに参加してくれた子どもたちの笑顔があまりに嬉しくて、「もっと本格的にやっていこう」と決意したそうです。
資格取得や自宅でのアイシングクッキー教室の開業準備と同時に、子育て中のママ同士がつながってお互いに応援できる場がもっと身近にあったらいいなという想いが膨らんだというyuyuさん。
今では、「城東Mom」から発展し、個々の得意分野を活かした講座の開催や、子育て中の方の起業支援などを支援する「マムファンタジー」のメンバーとしても、活躍されています。
好きなことを仕事にすることが不安だった10代とは違い、好きなことを仕事にしたい、同じ思いのママを応援したい気持ちに変化していったそうです。
どこにいても、自分らしく働くために
yuyuさんの夫は転勤族。いつかは大阪を離れるかもという気持ちが頭をよぎります。
どこにいても、自分らしく働くために、アイシングクッキーの資格が必要でした。
そこで、夫にはこれからの自身の人生にこの事がどれほど重要か、将来のビジネスプランも含めた熱い想いをプレゼンし、応援を得ることに成功。
今ではyuyuさんの仕事を身近で応援してくれる心強い存在になっているそうです。
これまでの活動を通して、徐々に進みたい道も見えてきました。
親子の笑顔に出会う場を作りたい、大阪を離れても自分の想いを大事にしていきたい、ママが輝き家の中が明るくなるためのサポートをしていきたい、「マムファンタジー」の活動をもっと発展させていきたい。
そんな新たな夢の実現に向けてスキルやネットワークを広げるために、チャレンジ応援拠点の文章講座ワークショップや、ミニサロン、クレオ大阪の起業セミナーなどにも積極的に参加されています。
孤独な子育てを経験したからこその、チャレンジへの原動力がyuyuさんをますます輝かせていると感じました。
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