夫婦で育休を取得。主体的に育児を楽しむことを忘れずに

横江さん

パートナー・家族と協力して育児・家事に取り組む男性をご紹介します。

 

プロフィール

  • 横江 一志(よこえ かずゆき)さん
  • 3才の女の子、0歳の男の子の父。福祉職の児童指導員。現在障害児入所施設にて、障害を持つ子どもの生活支援をおこなっている。

出勤時間・退勤時間・お休みについて

  • 変則勤務
  • 早出の日は、出勤時間6:00前、退勤時間16:30頃。
  • 遅出の日は、出勤時間10:30頃、退勤時間21:30頃。
  • お休みは、週休2日で不定休。

パートナーの勤務形態

  • 仕事内容:子供の遊び場の店員(お店の運営・絵本読み聞かせ・手遊び・清掃など)
  • 勤務時間:9時〜17時30分のうちの5時間から8時間半
  • 休日:週休3日(不定休)

 

主体的に育児を楽しみ、子どもたちとたくさんしゃべって、一緒に笑おう!

娘がまだ0歳だったころ、妻が用事ででかけ、子どもと2人で留守番をしていたときのことです。育休中の妻が、家事・育児で息がつまらないように、時々は一人の時間も確保してあげたいという思いがその頃から僕にもあり、娘と留守番することはその日が初めてというわけではありませんでした。

ところがその日、妻が帰りに乗った電車にトラブルが発生し、帰宅予定時間を大幅に過ぎた上、携帯の連絡も途絶えてしまうというトラブルが起きてしまいました。家の中で娘と2人、妻の帰りを待っていた私のイライラはピークに。やっとの思いで急いで帰宅した妻に対しても、そのイライラをぶつけてしまいました。

今思えば、その時の僕は「妻の外出中の数時間のみを代わりに育児すればいい」と考えており、育児に関わろうという思いはあったものの、どこかで「育児の主な担い手は妻で、自分はサポート役」という意識だったように思います。

その時はイライラした自分に不甲斐なさを感じましたが、その後「思い切って妻のいない時こそ自分が主体になって子どもたちとの時間を楽しもう!」と意識を変えてみました。そうすると、少しずつ育児にも余裕が生まれてきたのでした。

そんなある日、妻は育児の大変な時も、子どもたちとよくしゃべり、一緒に笑っている事に気づきました。妻のその姿に感化され、「まずは僕自身も主体的に育児を楽しもう!子どもたちとよくしゃべって、一緒に笑おう!」と強く感じ、私自身が変わるきっかけになったのです。

 

家事の仕方が夫婦間で違っても、まずはお互い「ありがとう」と感謝の言葉を

洗濯や掃除など、どちらかというと僕が主にしている家事があります。僕が仕事で宿直の時には、もちろん妻がやってくれているのですが、洗濯物の干し方のちょっとした違い(ハンガーの順番など)に僕が口を出した時は、夫婦で険悪なムードになりました。
ゴミ袋のつけ方、お風呂掃除の仕方、家事のひとつひとつで、人によってやり方が少しずつ違います。自分だったらこうするのに…… と思うことはありますが、お互い、相手がしてくれたことを尊重し、まずは「ありがとう」と感謝を伝えるよう心掛けています。

意見があっても、ワンクッション置いて自分の気分が落ち着いてから伝えるように意識することで、家事から生じる夫婦間のいざこざが随分少なくなったように感じています。
家事は無限にありますが、あまり明確に役割分担をせずに、やれる方がやれる時にやるようにしています。

また、家事に限らず、お互いに思っていることや考えていることを、きちんと言葉にすることが重要だと思っているので、できるだけたくさん会話をしてコミュニケーションをとるように心がけています。

家事や育児でできることが増えていくと家庭での自由度がUPする

娘が生まれ、育休を取りたいと言った時、職場内でいろいろとありましたが、当時の直属の上司に「良いと思う」と応援され、無事に取ることができました。

実は僕は、育休を取るまでは、一昔前の亭主のように料理を全くしませんでした。
キッチンは妻の聖域だと言って、入ることすらほとんどしませんでした。

ところが、育休を機に、料理にチャレンジするようになると、家族でいろいろなメニューを考えたり、買い物に行ったり、料理を通して僕自身が活動する機会が増えたことに改めて気が付いたのです。

料理を作る横江さん

自分が作った料理を家族が美味しそうに食べている姿を見ると、嬉しさや達成感を感じるとともに、もっと喜ばせたい! と、どんどん自主的に楽しみながら家事をできるようになっていきました。

家族の笑顔が増えると、幸せな気持ちになる頻度が増え、心穏やかにいられる時間が増えていきます。人生がハッピーになっていくのを実感しています。

結婚し、子どもが生まれて、私の世界が広がり人生が豊かになった

人生のほとんどの時間を仕事に費やしていると、ともすると、パパは家庭での居場所を失いがちです。

また、ママが家庭の全てを取り仕切っている中で、言われたことだけを受け身的に行うだけでは、充実感は得られませんし、いずれ肩身が狭くなってくるかもしれません。
些細なことでも、自分が主体的に家庭の中で役割を担うことができれば、そこから自信を得ることができるのです。

結婚したら、子どもが生まれたら、男性としての自由が減るとネガティブに捉えられることがありますが、僕は逆でした。妻がいるからこそ、仕事や趣味の幅も視野も広がったし、子どもがいるからこそ行けるようになった場所もたくさんあります。
出会えた人も、できるようになったこともたくさんあります。

僕は、結婚や子どもの誕生により、人生観が大きく変わりました。
世界が広がり、自由度が高まってきているようにすら感じます。

もちろん、悩みや苦労も増えていると思いますが、パパになったことで、僕の人生は確実に豊かになっています。この気持ちをぜひほかのパパたちと共有して、みんなでパパライフを楽しめたらと思っています。

横江さん家族写真

 

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