平成29年度「大阪女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」優秀賞受賞企業の株式会社りそな銀行でご活躍中の女性社員のリアルな声をご紹介します。
▼紹介記事
平成29年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を開催しました
認証企業の中から、先進性に富む、あるいは地道な努力を続けておられる企業等を表彰しています。平成29年度は新たに、特にユニークな取組を実施している企業等を表彰する特別賞を新設し、最優秀賞1社、優秀賞4社、特別賞4社の計9社が表彰されました。
株式会社りそな銀行での取組例
株式会社りそな銀行に勤務している方の声
今回アンケートに回答していただいたのは、株式会社りそな銀行でご活躍中、勤続年数14年目、3歳のお子さんのお母さんでもある方です。
Q1:出産を経て復職後、育児と仕事をどのように工夫して両立しておられるか、具体的にお聞かせください。
→A:今できることは後に回さずに片づけること、そして、こどもや仕事で必ず想定外の出来事が発生するので、余裕を持つように意識をしています。
朝、こどもが起きる前に家事を済ませます。
夜は次の日の準備やご飯の準備もありますが、こどもとの対話の時間を作るように努力しています。
こどもとの時間を作ることにより、次の日の登園がスムーズにいくようになりました。
朝7時から夜7時まで保育をしてもらっています。
駅と家の通過点に保育園が立地しており、極力仕事の時間を最大限に利用できるようにしました。
仕事で遅くなる時は夫の両親にお迎えをお願いしています。
私が復帰するにあたり、家族の協力が不可欠だと思っていましたので、夫の実家近くに住みました。私の母も、こどもが高熱等で長期で休まなければならない時に泊まりがけで来てくれます。
夫も弊社の社員ですが、慣れない家事も頑張ってくれています。
今では毎朝、夫婦のお弁当を夫が作ってくれています。土日は夫がこどものお風呂を入れてくれたり、遊んでくれています。
家族一丸となって支えてくれていて、本当に感謝しています。
Q2:今までに両立が大変だと感じられたことはありますか?それをどう克服されましたか。
→A:突然のこどもの病気、保育園からの要請による懇談や警報発令時の休園の対処が大変です。夫の両親にこどものお迎えをしてもらったり、預かってもらったりして助けてもらいました。
会社には午前休暇や午後休暇、看護休暇という制度があり、それを利用し、こどもの通院や休園に対応させてもらいました。
現在は育児勤務を利用し、定時で働いています。
こどもが小学校1年の9月末まで利用でき、大変助かります。
弊社は上司である男性も、部下やパートナー社員も理解があり、「母は一人しかいない」と言ってくださる従業員も多く、急な休暇にも助けてあげようとする気持ちを持って下さり、働くママとしては非常にありがたいです。
Q3:母として、働く女性として、今後の目標があればお聞かせください。
→A:後輩から見習いたいと思ってもらえる女性に成長したいです。
こどもには今はさみしい思いもさせているかと思いますが、将来ママみたいになりたいと思ってもらえたらうれしいです。私自身も管理職として大変ですが、仕事も育児も精一杯頑張り、今しかないこの時間を楽しみたいと思います。
企業の皆様へ
大阪市には、結婚・出産など置かれる環境が変わっても働き続けたいと考える女性が多く暮らしています。
そういった女性が活躍できる環境を整えることで、これまで培ってきた知識や技術を経営や企業の活動に活かすことが可能となります。
これからの少子高齢化社会における経済の活性化には、女性の活躍促進が不可欠です。
大阪市では女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことをめざし、多くの企業等の申請をお待ちしております。
申請方法は、▼こちらをご確認ください。
大阪市ホームページ「『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証への申請」