【リコージャパン株式会社】9歳と7歳のお子さんのお母さんでもある勤続年数16年目の女性社員のリアルな声をご紹介

リコーで働く女性社員と子どもたち

平成29年度「大阪女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」特別賞受賞企業のリコージャパン株式会社でご活躍中の女性社員のリアルな声をご紹介します。

平成29年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」に関しては、以下の記事をご覧ください。
▼紹介記事
平成29年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を開催しました
認証企業の中から、先進性に富む、あるいは地道な努力を続けておられる企業等を表彰しています。平成29年度は新たに、特にユニークな取組を実施している企業等を表彰する特別賞を新設し、最優秀賞1社、優秀賞4社、特別賞4社の計9社が表彰されました。

 

リコージャパン株式会社での取組例

リコージャパン株式会社に勤務している方の声

今回アンケートに回答していただいたのは、リコージャパン株式会社でご活躍中、勤続年数16年目、9歳と7歳のお子さんのお母さんでもある方です。

Q1:出産を経て復職後、育児と仕事をどのように工夫して両立しておられるか、具体的にお聞かせください。

時短勤務制度を利用して、現在は、9時~16時半で仕事をしています。

昨年までは、こどもたちが保育園と小学校に分かれており、送迎が必要でした。行きは、夫が上の子を小学校へ送り出し、私が下の子の保育園の送りを担当し、帰りは私が小学校と保育園を迎えに回るといった忙しい日々でしたが、今年から2人とも小学生になり、送迎がほとんどなくなりました。そのおかげで、以前に比べて圧倒的に楽になりました。

これといった工夫はありませんが、仕事は常に、「万が一明日休むことになってもなんとかなるように!」と、なんでも早めに計画し進めるようにしています。
また、急に休んでも状況がわかるように仕事の共有化を心がけています。

Q2:今までに両立が大変だと感じられたことはありますか?それをどう克服されましたか。

こどもが小さい時には体調を崩すことが多く、入院したことも何度かありました。その時には、「自分が仕事をせずにそばにいれば…」と後ろめたく思ったこともありましたし、仕事を休んで迷惑をかけてしまうことにも申し訳なさがあり、「このまま続けていけるのか」と悩んだ時期もありました。

そんな時、ペアで仕事している先輩が、「こどもがいてもいなくても、結婚していてもしていなくても、男性でも女性でも、誰にだって急に休まなければいけないことはいくらでもあるのだからそこまで気にしなくていい」と言ってくれ、「私(=先輩自身)のためにもなるから」と、どちらかが急に休んでも分かるように、何をどこまでやっているか、今どういう状況か、お互いに共有することにしました。そうすることで気持ちがずいぶんと楽になりました。

また、昨年から、リコージャパンでは働き方改革に伴い人事制度が変わり、1時間単位の年休制度や、在宅勤務制度が使えるようになりました。


小学校は保育園とは違い、参観日や懇談、家庭訪問と平日の行事が多く、PTAなども回ってきますので、1時間単位の年休や在宅勤務をフル活用して、育児と仕事の両立を図っています。

普段は、会社にお客様にお越しいただき、プレゼンテーションやオフィス見学案内という接客業務をしていますが、週に1度、在宅勤務をして、プレゼンテーション資料作成や集計作業などをする日に充てています。

それに加えて最近では、自宅と会社をインターネット電話でつなぎ、オフィスにお越しいただいているお客様に自宅からプレゼンテーションするという機会も出てきました。

働き方改革に取り組まれている、またこれから取り組むといったお客様には、在宅勤務しながらのお客様の対応や実際に在宅勤務してみてどうなの?といったことに興味を持っていただいています。

「生産性をあげるために、いろいろな人が、いろいろな働き方が出来る」選択肢として様々な人事制度が充実してきているありがたみを感じています。

 

Q3:母として、働く女性として、今後の目標があればお聞かせください。

母としては、息子たちを”仕事をする女性を当たり前に理解できる男性”に育てたいと思っています。
折に触れ、家族はもちろん大事だけど、仕事もとても大切なのだよということを伝えるようにしています。

今後の目標は、仕事も育児もあきらめない、欲張りになることです。

これからこどもがますます成長し、手はかからなくなりますが、内面や進路など、違った悩みがでてきます。
仕事を一生懸命しながらも、こどもの成長にもより添える母親でもいたいと思っています。

どちらかに重きを置くのではなく、どちらにも重きを置く欲張りになって、子育ても、自分のキャリアもあきらめず、色んな事にチャレンジしていきたいと思います。

企業の皆様へ

大阪市には、結婚・出産など置かれる環境が変わっても働き続けたいと考える女性が多く暮らしています。

そういった女性が活躍できる環境を整えることで、これまで培ってきた知識や技術を経営や企業の活動に活かすことが可能となります。
これからの少子高齢化社会における経済の活性化には、女性の活躍促進が不可欠です。

大阪市では女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことをめざし、多くの企業等の申請をお待ちしております。

申請方法は、▼こちらをご確認ください。
大阪市ホームページ「『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証への申請」

 

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