平成29年度「大阪女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」優秀賞受賞企業である株式会社ドロキア・オラシイタでは、どのような制度を設けることによって女性活躍を推進しているのかご紹介します。
▼紹介記事
平成29年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を開催しました
認証企業の中から、先進性に富む、あるいは地道な努力を続けておられる企業等を表彰しています。平成29年度は新たに、特にユニークな取組を実施している企業等を表彰する特別賞を新設し、最優秀賞1社、優秀賞4社、特別賞4社の計9社が表彰されました。
株式会社ドロキア・オラシイタでの取組例
株式会社ドロキア・オラシイタでは女性活躍推進法への取組として、ライフイベントがキャリアの途絶とならないための環境を積極的に整備しています。
出産をしても女性が活躍し続ける職場へ
産休・育休制度を取得する社員が増えるに伴い、仕事と子育ての両立支援制度の浸透度は社内で上がってきています。
特に平成30年4月に総務部所属の女性社員が産休・育休復帰したことで、産休前の個別面談や復帰に向けた個別相談も、より活用してもらいやすくなったと実感しています。
(現在産休・育休取得中:5名、平成30年年内には+2名予定)
産休取得については、それまでの体調等をしっかりとヒアリング出来るようになった事で、
後任の部署異動や採用時期について部門長と早い段階で相談することが出来るようになったことがメリットと感じています。
また、少し苦労する点としては、こどもを保育園に入園させることが難しい地域の社員は復帰が大幅にずれ込むこともあります。
そうなると、予定通りの受け入れ体制を作ることが難しくなってきますが、両者で連絡を密に取り合い、個別の復職プランを提案しています。
今後の取組課題と目標
今後の課題は、店舗で勤務する社員の産休取得も出てきており、個人に合わせた配置転換やフォロー体制に力を入れる必要がある点です。(製造や立ち仕事のため、妊娠中の体調や時期によりかなり対応に個人差があるため)
今後は、同役職での育休復帰に向けた体制づくりをさらに強化し、時短勤務や仕事内容、職責の負担等を事前に相談した上で、所属する部署にも本人にも負担なく活躍してもらえる会社作りを推進していきたいと考えています。
企業の皆様へ
大阪市には、結婚・出産など置かれる環境が変わっても働き続けたいと考える女性が多く暮らしています。
そういった女性が活躍できる環境を整えることで、これまで培ってきた知識や技術を経営や企業の活動に活かすことが可能となります。
これからの少子高齢化社会における経済の活性化には、女性の活躍促進が不可欠です。
大阪市では女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことをめざし、多くの企業等の申請をお待ちしております。
申請方法は、▼こちらをご確認ください。
大阪市ホームページ「『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証への申請」