【公益財団法人太平洋人材交流センター】女性の活躍に向けた社内の取組をご紹介

令和2年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」中小規模企業部門で優秀賞受賞企業である公益財団法人太平洋人材交流センターでは、女性の活躍推進に向けてどのような取組をされているのか、インタビューを行いました!

▼紹介記事【令和2年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を開催しました】
https://osakaladygo.info/2020leadingcompany
認証企業の中から、先進性に富む、あるいは地道な努力を続けておられる企業等を表彰しています。令和2年度は、令和3年3月8日に「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を執り行い、大規模企業部門で10社(最優秀賞2社、優秀賞7社、特別賞1社)、中小規模企業部門で4社(優秀賞4社)が表彰されました。

 

企業インタビュー 公益財団法人太平洋人材交流センター(以下PREX)での取組例

新型コロナウイルス感染拡⼤の状況下において、働きやすい環境整備の取組がどのように変化しましたか?

令和2年度は、全職員が在宅勤務を体験し、緊急事態宣言時には7割以上の職員が在宅勤務を行っていました。その後も在宅でも仕事がしやすい環境整備を進めています。

令和3年4月には、コロナ後も、週に2日在宅勤務が可能となるテレワーク規程を策定しました。在宅勤務については、職員からは「小学校等休校期間中も無理なく仕事を継続できた」「ウェブ会議の活用が進んだ」「日々の業務を共有しあう工夫をはじめるなど、業務の見える化が進んだ部分もある」等の声が出ています。

コロナ禍において早々に在宅勤務が可能とする取組を実践できた背景には、平成29年度から開始した全員参加による「カイゼン活動」があります。平成31年度より導入した「フレックス勤務」「Web会議システム導入」は「カイゼン活動」の中で提案があり、実現しました。

*PREXの「カイゼン活動」
平成29年度から全員参加による「カイゼン活動」をスタート。
20数名の職員が、4つのグループに分かれ、各人が持ち寄った職場環境改善・業務改善に取り組む。SDGsの視点で「改善テーマ」「方策」「効果」を評価し、年度末に「カイゼン大会」を実施。その成果による報奨制度も設けている。この活動から以下の実績が生まれている。

実情に即した創意工夫性:多様な立場を尊重しあう場から生まれるワーク・ライフ・バランスの推進

PREX職員は現在23名。海外協力隊やJICAボランティアでアフリカ・中南米への派遣経験がある人、大学で国際交流関係の研究をした人、関西の企業からの出向派遣者など、多彩なバックグランドをもった人々の集合体であります。カイゼン活動の場は、これらの多様な立場の職員が一つのグループに入り、互いに尊重しながら、PREXにふさわしいワーク・ライフ・バランス環境を考える場となっています。

⼥性活躍推進に向け、どのような取り組みを進めておられますか。

【実績①】契約職員の正職員化

・平成30年 契約職員2名を正職員に転換し、現在、この2名は主任となり部内の業務を推進する存在となっています。また、派遣職員1名を正職員に転換し、経理等業務全般を担う人材として活躍中で、「安全衛生委員会 衛生推進者」としても従事しています。令和2年にも契約職員1名を正職員に転換しており、契約・派遣社員の正社員化を進めることで、組織の業務の幅が充実し、職層のバランス拡充につながっています。

【実績②】自己啓発支援制度の改訂、能力評価を重視した人事制度の導入

・平成30年に自己啓発支援制度の改訂を行い、語学力と業務上必要な知識・スキルの向上支援に注力しました。その他、能力評価を重視した人事制度の導入(令和2年度)を行いました。

⼥性職員の声

PREXのビジョンは、「人材育成を通して、イノベーションを喚起し、異なる価値観を持った人々が互いに認め合い、共に支え合える社会の実現に貢献します。」です。
組織の中でもビジョンを実現できるように、職員それぞれの状況にあった働きやすい環境をつくること、職員一人ひとりが働き甲斐を感じる職場づくりをすることをめざして、ひとつひとつ進んでいると感じています。とてもありがたいことだと考えています。

派遣職員から正職員に転換後、多様な仕事に携わるようになり、派遣職員時より業務の幅が広がりました。従来の経理業務に加え、職員の安全や心身の健康維持のために安全衛生委員会を新設し、安全衛生推進者として組織や職員のために業務を行う機会が増えました。また、治療と仕事の両立支援についても勉強を行い、両立支援コーディネーターとして業務を行っています。
派遣職員から正職員に転換したことにより、組織の中での自分の役割がより明確化され、自分の仕事が誰かの役に立ち相手に喜んでもらえるといったところにやりがいを感じて仕事に取り組めています。

評価については、評価する側も評価される側も基準が明確ではないという点に不満が大きかったことから、「能力評価を重視した人事制度」を導入しました。制度はまだ導入したばかりですが、職員の声も聞きながら改善していきたいと思っています。

御社のこれまでの取組の成果と、今後の女性活躍推進への意気込みをお聞かせください。

平成2年の設立以来、途上国の発展を支える人材育成と、人材育成事業を通じた国際的な人材交流を目的とし、国内外の関係者の協力を得ながらきめ細やかに事業を展開してきました。

外国語や国際交流を専門とする学生を中心に採用してきた結果、正規職員は、全員が女性。PREXビジョンおよび中期計画の中に、多様な人材の活用や働きがいのある職場づくりを重点取組項目に位置づけています。

次の成果に掲げるとおり、女性が働き続けられるための制度作りや組織風土づくり、女性職員活躍のしくみづくりを具体的に進めています。

【成果①】現在は、管理職となり、事業を推進するだけでなく、家事・育児と仕事の両立の経験から、女性がより一層働きがいのある職場づくりを目指す役割を担う職員もいます。

【成果②】自らがロールモデルとなり女性の活躍を支援・発信するなどの実績を上げている職員もいます。

【成果③】令和2年4月には、「PREXビジョン2020」と「アクションプラン」を策定。その中でSDGsゴール「ジェンダー平等を実現しよう」を重点項目としました。現在、事業および組織内で「女性活躍の取組」を計画的に推進しています。

【成果④】クレオ大阪中央(男女共同参画社会の実現をめざすための大阪市の拠点施設))と共催で平成31年から「上本町SDGs大学」スタート。

今後も様々な取組を実施し、新たな成果を出して行きたいと思っています。

大阪市から企業の皆様へ

企業経営において多様な人材の能力を発揮させていくこと(ダイバーシテイの推進)は企業活動の適性化や生産性の向上につながり、国際的な潮流においても投資先としての判断材料になっています。これからの少子高齢化社会における経済の活性化には、企業等における女性の活躍推進が不可欠です。

大阪市では女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことをめざし、「意欲のある女性が活躍し続けられる組織づくり」や「仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援」、「男性の家庭参画」の推進に積極的な企業等を「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」として認証しています。

多くの企業等の皆様の申請をお待ちしております。

申請方法は、▼こちらをご確認ください。
大阪市ホームページ「『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証への申請」

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