【公益財団法人太平洋人材交流センター】活躍中の女性職員のリアルな声をご紹介

令和2年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」中小規模企業部門で優秀賞受賞企業である公益財団法人太平洋人材交流センターでご活躍中の女性職員の方のリアルな声をご紹介します。

令和2年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー市長表彰」に関しては、以下の記事をご覧ください。
▼紹介記事【令和2年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を開催しました】
https://osakaladygo.info/2020leadingcompany
認証企業の中から、先進性に富む、あるいは地道な努力を続けておられる企業等を表彰しています。令和2年度は、令和3年3月8日に「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰 表彰式を執り行い、大規模企業部門で10社(最優秀賞2社、優秀賞7社、特別賞1社)、中小規模企業部門で4社(優秀賞4社)が表彰されました。

職員インタビュー 公益財団法人太平洋人材交流センターに勤務している方の声

今回アンケートに回答していただいたのは、公益財団法人太平洋人材交流センターでご活躍中、勤続年数28年目、16歳(双子)と13歳の3人のお子さんのお母さんでもある方です。

出産を経て復職後、育児と仕事をどのように工夫して両立しておられますか?

今でこそ子どもたちも大きくなり、ほとんど手はかかりませんが、子どもの幼少期を思い出してみると、帰宅時間を職場に伝えておき、いつも同じ時間に退勤することでまわりも仕事の進み具合などを気遣ってくれたことを記憶しています。

当時は主に経理業務を一人で担当しており、人に気を使うことなく段取りできていました。時間内に出来る必要最小限の業務に絞って業務にあたっていました。

育児も仕事も家庭のことも全部中途半端だと落ち込んだこともありますが、育児の時は仕事のことを忘れ、反対に仕事の時は育児のことを忘れ、時間には追われていましたが楽しむことを意識して毎日を過ごしていました。

仕事はきっちり、育児は緩く。仕事をするからには「育児を言い訳にしないように」ということは今も意識しています。

今までに両立が大変だと感じられたことはありますか?それをどう克服されましたか。

短時間勤務制度を数カ月活用しました。現在の制度では3歳まで、何か事情があれば小学3年生まで利用できるので、職場のみなさんにも理解・協力してもらいながら短時間勤務制度を活用できるとかなり助かると思います。

特に幼少期には、急な発熱等で仕事に行けない時が大変だったと記憶しています。幸い、両親が比較的近くに住んでおり、自分が仕事を休めない時には助けてもらいました。

時間がない中で、子どもがまだ言葉を理解できない時期はしんどかった記憶があります。帰宅した途端に双子が泣き続けるときは私も悲しくなり、一緒に泣いてみたら子どもたちが泣き止んだので、何度かその手を使いました。

夫の帰りが遅く、仕事から帰宅後の0歳+2歳×2人のご飯とお風呂を一人でこなすのが地獄のようでしたが、根性で乗り切りました。

残業や休日出勤もありましたが、夫が一人で小さい子どもの世話をすることが苦手ではなかったので、共に育児をシェアしながら子育てをしました。

特に小学校低学年までの育児は、思うようにいかずイライラすることも多かったですが、同じ環境のママ友との家族ぐるみの交流は憩いの場となりました。よくママ友とお互いの家で飲み会もしました。家でなら子どもが騒ぐのも気になりません。子ども同士で勝手に遊ぶので、その間親は普段の愚痴をこぼしたり、大人相手のたわいもない会話ができたことでストレス発散となりました。

母として、働く女性として、今後の目標があればお聞かせください。

思い起こせば、子どもにきつくあたったこともあります。時には飲み会に行ったりもしました。いい母親になろうとあまりがんばりすぎず、私もストレス多き働く者として、程度はありますが自分も感情を出しながら子どもに接してきました。

幼少期に子どもが「抱っこ」と言えば、家事でイライラしていても10秒間は応えるようにという努力もしました。

そんな子育てが一段落し、子どもがとても助けてくれるようになってきました。「お母さんは忙しいから、○○やっとくね!」「お母さん、いつもありがとう!」と言ってくれ、大変嬉しい気持ちになり、頑張ってきてよかったと思います。「(欲しいものを買ってほしいから)仕事はやめないで」とも言われます。(笑)

社会で活躍できているのか自信はありませんが、こういった経験を元に育児に悩む人にアドバイスしたり、後輩の育成をしていきたいです。働く女性の気持ちを理解し、辛い時には少しでもその気持ちを楽にできるようなことを今後もしていきたいと思っています。

大阪市から企業の皆様へ

企業経営において多様な人材の能力を発揮させていくこと(ダイバーシテイの推進)は企業活動の適性化や生産性の向上につながり、国際的な潮流においても投資先としての判断材料になっています。これからの少子高齢化社会における経済の活性化には、企業等における女性の活躍推進が不可欠です。

大阪市では女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことをめざし、「意欲のある女性が活躍し続けられる組織づくり」や「仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援」、「男性の家庭参画」の推進に積極的な企業等を「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」として認証しています。

多くの企業等の皆様の申請をお待ちしております。

申請方法は、▼こちらをご確認ください。
大阪市ホームページ「『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』認証への申請」

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