チャレンジのタネは自分の中にある!  湯本 理絵さん(paso a paso 代表、キャリアカウンセラー)【チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒント Vol.4】

湯本理絵さん

2017年の記事ですが、チャレンジの先輩に聞く! 活動を始めるヒントより湯本 理絵さん(paso a paso 代表、キャリアカウンセラー)の活動を再度ご紹介いたします。

 

仕事と子育ての両立スタイルも悩みも人それぞれ

大学の職員としてフルタイムで働く湯本さん。

勤務先では、大学生が自身のキャリアについて考える機会づくりや就職活動をサポートされています。

一方、産休・育休を経て職場復帰するママ向けに、4年前から「働く×育てるカフェ」の活動を開始。仕事を続けながら子どもを育てるママに向けて2ヶ月に一度のペースで悩みや不安を持ち寄り、対話できる場をつくってこられました。

子育てしながら働くママにはそれぞれ両立のスタイルや悩みがあり、一人では答えが出ずに精神的に孤立することもしばしば。

同じく仕事と子育ての両立に頑張る仲間と思いを共有する場所があれば、対話からヒントを持ち帰り「明日からまた頑張ろう」と思えるのではないか、と始めたそう。時には自身の経験を伝え、活用できる制度やサービスなどの情報も発信されています。

 

「自分はどうしたいか、どうありたいか」を考える

「働く×育てるカフェ」では湯本さんとpaso a pasoメンバーがこれから職場復帰を控えたママたちの生の声に耳を傾け「子どもが可愛くて仕事に戻る決心が鈍ってしまう」「家計を考えると子育てしながら働くという選択肢しかない」といった本音に寄り添います。

そんな職場復帰を間近に控えるママたちに湯本さんたちが伝えたいのは、【自分はどうしたいか、どうありたいか】を考え、意識すること。

「それぞれに事情があって全て思い通りにはいかなくても、実現するために必要なものが明確になります。

また自分がどうしたいのかを周りに発信することで応援やサポートを得られることもありますよ。」

またいざという時に困らない「お守り」の準備。「仕事が始まると子どもの体調不良でも休めないこともしばしば。もしもに備えてベビーシッターや病児保育の確保を勧めます。」必要なければ使わなくていい、でも万一に備えて登録だけはしておくといったことだけでもママの精神的な不安が随分軽くなるそうです。

自分の中にあるタネを見つける

また「サードプレイス(第三の場所)」を持つこともすすめておられます。

「家庭」と「仕事」だけだと対立したものとして捉えてしまいますが、本来はどちらも自分の生活の一部。

どちらでもない「もう一つの場所」での学びや人とのつながりがそれぞれのフィールドを輝かせ、そこから新たに自分のアンテナに引っかかってくるものがあるそうです。

これまでの人生で自分の中に蓄積された様々な経験やスキルに気づけたら、誰かに話してみたり小さな挑戦を始めてみたりすることをすすめています。

「チャレンジのタネは他者との対話やアンテナに引っかかったものをインプットしながら、自分の中にあるものを自分で見つけることから芽生えていきますよ。」

そうおっしゃる湯本さんは最近、趣味のフラメンコを再開されたそう。

「子どもがいるから趣味を楽しむのは難しい、と思っていたけど【どうすればできるか】を考え、試行錯誤しています。」

趣味を楽しむ姿勢がまた一つ湯本さんを輝かせています。

「働く×育てるカフェ」など、paso a pasoの活動はこちらから
http://ameblo.jp/pasoapaso-osa/(アメーバブログ)

 

※こちらの記事は2017年4月に作成された記事です。

※記載の内容は作成当時のものです。

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