令和7年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰大規模企業部門の最優秀賞受賞企業である株式会社朝日新聞社で活躍されている女性社員のリアルな声をご紹介します。
株式会社朝日新聞社に勤務する女性社員の声
株式会社朝日新聞社でご活躍中、勤続31年目、19歳と13歳のお子さんの母でもある社員の方
部長 折井華子さん
Q.出産を経て復職後、育児と仕事をどのように⼯夫して両⽴されているか、具体的にお聞かせください。
長男は当初、認可保育園に入園できず、幼稚園と認可外保育園を併用していました。近居に暮らしていた義母と実母が代わる代わる長男を幼稚園に迎えに行き、その後認可外保育園へ連れて行き、私が仕事帰りに迎えに行くというスタイルでした。
小学校に上がってからも、学校の学童保育が17時までだったため、迎えに間に合わず、民間の学童保育と併用していました。その間、私は残業を免除してもらい、定時勤務をしていましたので、定時になったら急いで保育園や民間学童へ迎えに行っていました。
突然の警報による休校や子どもの体調不良、そして私自身が体調を崩すこともあり、義母や実母に助けてもらいながら乗り越えてきました。
また、幼稚園の後や休校の際には、親子みんなで遊びに行く場面も多く、ママ友が子どもを預かってくれることも多々ありました。私も貴重な有休を取得して参加することがありました。そんな時、やはり子どもはとても嬉しそうで、有休取得を快く認めてくれた職場に感謝していました。
現在は親も高齢となり、出張や会食に参加する場合は夫の協力を得ています。買い物や食事作りをはじめ、夫が快く協力してくれることで、精神的な負担を背負わず仕事を続けられていると感じています。

子どもたちと休日を過ごす折井華子さん(2014年)
Q.今までに両⽴が⼤変だと感じられたことはありますか?それをどう克服されましたか、または役に⽴った社内での制度や周囲のサポートなどの事例があれば具体的にお聞かせください。
仕事と育児の両立が大変だと感じたことは何度もあります。やはり、残業ができないため時間内に仕事を終えなくてはいけないという焦り、帰宅後すぐに夕飯を作って、子どもを塾に送って、と寝るまで時間に追われる生活でした。また、共働き世帯が増えたとはいえ、当時は週5日フルタイムで仕事をしている女性は私の周囲では多くなく、自分の子どもだけが寂しい思いをしているのではないかという不安がありました。
有休があとどれだけ残っているかをいつも計算し、インフルエンザのような長期療養に備えて、ある程度は残しつつ、学校行事や参観にはなるべく顔を出してあげたいと思っていました。そんな中、半日休暇制度は大変ありがたく、何度も利用しました。
新型コロナウイルス感染症拡大以降は、在宅勤務制度も使えるようになったため、保護者会や個人懇談、病院など2時間の中抜け制度を利用できたので、有休を消化しなくてもよくなり大変助かりました。

2025年夏、宮古島に家族旅行。久々に家族全員がそろいました
Q.⺟として、働く⼥性として、今後の⽬標があればお聞かせください。
子どもたちは今、大学1年生と中学1年生になりました。手が離れたとはいえ、中学1年生の娘には毎日のお弁当作りや進学のこと、部活や友達のことなど、まだまだ寄り添っていかなくてはいけない部分があります。
大きくなったから親の仕事は終わりというわけではありません。でも、子どもたちは今、お母さんが一生懸命前向きに働いていることに誇りを持ってくれています。仕事は大変なことも多いですが、お母さんが前向きに働いている姿は、子どもにとっても生きる一つの指針になると思っています。
変化の激しい時代において、ひとつの価値観や生き方に縛られず、私も、そして家族も、自由に柔軟にいられるよう心を柔らかくしてこれからも歩んでいきたいと思います。



