【女性チャレンジ応援拠点】では、利用者の皆さまの声やアンケートから関心の高いテーマをとりあげ、ワークショップや交流会を開催しています。
令和元年11月30日(土)・12月14日(土)には、「キラリと光る!プレゼン文章術 未来につなげる!発表会&交流会」を開催し、のべ56名の方にご参加いただきました。
活動を進めている女性の中には、「私の熱い想いを伝えたい」「もっと自分の活動をPRしたい」 と思ってはいるけれど、うまく文章にすることができない方、プレゼンに自信のない方は多くいらっしゃいます。
そんな方が大阪市立男女共同参画センター中央館 音楽室・セミナーホールにたくさん集まっていただき、「キラリと光る!プレゼン文章術 未来につなげる!発表会&交流会」は大盛況で終了しました。「文章講座&発表会」は3回目の開催、例年大変好評のイベントです。当日の様子をお伝えします。
1日目
ご自身も結婚・出産を経て、起業されたロールモデルでもある女性起業家 本下 瑞穂(株式会社コトバノミカタ代表取締役)氏を講師にお迎えしました。
企画書作成や広報にも役立つ、説得力のある文章や資料のつくり方と人前で効果的に伝えるプレゼンについて実践的に学べる機会となりました。
5W1H:Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)の基本の文章作成から、プレゼンでより説得力を増すための様々な文章構成のパターン、プレゼンのトレーニング方法についても解説いただき、後半は実際にワークシートで文章を作成してグループでの実践練習も行いました。また、プレスリリースについても実際講師がお出しになった文書を教材に、具体的に解説いただきました。
セミナーが進むうちに、2日目に予定している発表会へのモチベーションもみなさん高まった様子で、熱心に受講されるお姿が印象的でした。
2日目
2日目は「発表会&交流会」の開催です。当日までの2週間の間にも、文章の推敲やプレゼンの練習のために複数の参加者がチャレンジ応援拠点を訪れてくださいました。
本番当日
本番当日には、1日目に作成した文章をもとに、新聞記者や支援機関、講座企画関係者等のコメンテーターを前に、一人3分間のプレゼンテーションを実施。11名がそれぞれに工夫を凝らしたプレゼンテーションを披露されました。
全員の発表が終了した後、各コメンテーターから、発表者全体への助言やコメントをいただきました。人に思いを伝えるには、信頼性と共感性(エピソード)、論理性が大切なことや、資格の信用性と独自性が相反する場合もあるという事例、記事にするには資料にプロフィールや写真が欲しいなど、それぞれのコメンテーターの専門分野から具体的なアドバイスをいただける貴重な時間となりました。
プレゼンテーション終了後
終了後は、コメンテーターや拠点スタッフなども交えた交流会を実施。発表会後の交流であったので、お互いにどのような活動をしているかが良く分かり、熱心な交流が繰り広げられました。
参加者の感想
参加者のご感想をご紹介します。
- 「即実践に活用できるようなスキルを伝えていただいたように思います。大変、意義のある講座でした」
- 「素晴らしいコメンテーターの方々に評価をいただけて、また交流できて良かったです」
- 「もがいている同輩が、自分の他に大勢いらっしゃるという事に勇気づけられました。そんな私たちを応援してくれることについても感謝します」
などの声をいただきました。
いろいろな地域のいろいろな世代の女性たちと交流できることも、女性チャレンジ応援拠点の魅力です。
今後の女性チャレンジ拠点
女性チャレンジ応援拠点では、今後も利用者のニーズに即したイベントを開催してまいります。イベントの開催が決まり次第、「女性チャレンジ応援拠点」や、本ホームページでもお知らせしますので、是非ご参加ください。
女性チャレンジ応援拠点事務局(大阪市男女いきいき財団内)
http://www.danjo.osaka.jp/odiz/shisetsu/challengekyoten.html
電話 06-7656-9040 ファックス 06-7656-9045
Eメール women-kyoten@danjo.osaka.jp