大阪市では女性が活躍できる職場環境づくりを積極的に進めている企業等を「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」として認証しています。
令和6年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰大規模企業部門の最優秀賞受賞企業である中西金属工業株式会社では、女性の活躍推進に向けてどのような取組をされているのか、インタビューを行いました!
女性の積極的採用について
女性の積極的採用については、採用側も女性の面接官を必ず入れる等入社後イメージがつきやすい工夫をしております。
目標値を設定し、女子高や女子大へ当社の事業の説明をしに行く等、まずは当社のことを知ってもらう、をスタートにしています。
非正規雇用で採用したとしても、正社員登用制度により積極的に登用しています。フルフレックスの活用や総労働時間を全社として減らしていく取り組みをしていますので、多様な働き方が可能となり、結果ステップアップしていただけていると思います。
男性の育児休業取得率100%達成要因
男性育休を推進することは経営課題であるという事を周知し続け、育休を取る本人だけではなく、上司や周りのメンバーもe-ラーニングで対応を学んでいくことにより、取りやすい環境を作っていきました。
また、ある一定期間取得した本人・上司ともに評価をあげる等の処遇も行いました。結果として、全員のマルチスキル化が進み強い組織つくりに貢献できました。
「ハイブリッド勤務」を導入
コロナの前からリモートワークの推進をしておりましたが、昨年よりさらに発展させた「ハイブリッド勤務」を導入しました。これは自分自身が最もパフォーマンスを出せる働き方を自由に選べるというものです。
例えば子育て中の社員の1人は、朝1時間ほど在宅勤務を行った後、お子さんを保育園に送りその後、出勤する、夕方は早めに退社し保育園に迎えに行く。日によってはその後自宅で在宅勤務を再開する、といった柔軟な働き方ができます。
子育て中ではなくても、例えば資格試験を日中1時間中抜けをして行い、その後勤務に戻るということもできます。
ライフステージより働き方を柔軟にかえる、というのは出来そうでなかなか難しいことだと思いますが当社にあっては定着しつつあります。
女性活躍については、特に当社は製造業でもありますので特筆して取り組むべきと当社社長の強い思いもありますので、採用・登用・定着この3本柱を軸に次の100年に向けて積極的に組織づくりをしていく所存です。