大阪市では女性が活躍できる職場環境づくりを積極的に進めている企業等を「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」として認証しています。
令和7年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰大規模企業部門の最優秀賞受賞企業である野村證券株式会社では、女性の活躍推進に向けてどのような取組をされているのか、インタビューを行いました!
Q1
積極的な男性の育児休業取得促進
当社は、性別を問わず育児や家事と仕事の両立を支援しており、特に男性の育児休業取得支援を積極的に推進しています。2024年3月期下期から、全社員がインクルーシブな職場づくりを目標とし、その成果を人事評価に反映しています。マネージャーには男性の育児休業取得支援を必須目標とし、連続1カ月以上の育児休業を取得した社員には「育児休業取得奨励金」を支給しています。
その他、両立支援ハンドブックの配布、チェックポイントを漏れなく確認できるマネージャー用面談シートの提供、育児休業を取得した男性社員による体験談発信や、ボランティアメンバーにより運営されている「DEI社員ネットワーク」主催の啓発イベントなど多様な施策を展開しています。
大阪支店の独自事例として、複数の男性社員が同時期に育児休業を取得することになった当支店内のある部署の取組をご紹介します。
当該部署では、「育児休業をきっかけに、組織と個人がともに成長するチームへ」というスローガンを掲げ、育児休業の取得を「一時的な人員減少」としてではなく「チーム全体が成長する機会」と捉える部長からのメッセージが発信されました。
このメッセージをきっかけに、個人のキャリアやライフステージを尊重する風土の醸成に繋がりました。また、人員が減少しても”お互いさま”とカバーしあえるよう、年初に部員の休業期間や休暇期間を見える化するための共通カレンダーを設定して、メリハリをつけて勤務ができるよう工夫しました。
所属する男性社員からは、「引き継ぎを機に新しい提案が生まれ、お客様の多様なニーズに応えられるケースが増えた。」「1か月という短期間でも、時間の優先順位を見直し、業務プロセスを効率化したことで、生産性と業務遂行量が向上した。」といった前向きな声が寄せられています。
このように、どのような状況にも対応できる強い組織づくりを目ざしています。
Q2
「大阪支店女性活躍委員会(通称「ノムジョ会」)」
大阪支店女性活躍委員会「ノムジョ会」は、支店内各部から選出された20名の委員が、コミュニケーションや意見交換を通じて職場環境の改善と女性活躍推進に向けた企画を検討しています。女性社員だけでなく誰もが働きやすい職場を目ざし、2019年から活動しています。

<ノムジョ会の主な活動>
• ノムジョブフェア:他部署の業務や多様な働き方を知るイベント
• ダイバーシティ勉強会:エイジダイバーシティ、バリアバリュー、ワーキングケアラー、LGBTQ+など多様なテーマでの理解促進
Q3
女性管理職増加につながる施策
意思決定層における多様性向上施策の一環として、さまざまな施策を実施しています。女性の上級管理職を対象とした、コーチングとリーダーシップスキルの向上を組み合わせたプログラムを2020年より継続して開催しており、過去の受講者から役員や部店長を輩出しています。また、女性役員候補を育成するため、部長層を対象に常務らによる「スポンサーシップ・プログラム」を2024年度より実施しています。
また、インクルーシブな職場環境づくりは全役職員必須の課題として人事評価に反映しており、特に管理職に対しては、自身のワーク・ライフ・バランス向上や多様性を生かした組織づくりに加え、対象者がいる場合には、女性社員の管理職登用に向けた育成計画の策定と実行や、男性社員の育児休業取得促進を必須目標化していることも、女性管理職比率向上につながっています。
Q4
当社では、多様性が組織の力になるとの考えから、社員一人ひとりが自分らしく誇りをもって、能力を最大限に発揮できる環境を創出することを目ざしています。
今後も、すべての社員が活躍できるよう、これまで以上にインクルーシブな職場環境に取り組んでいきます。




